おはよう。今朝の一言です。

小さい頃からの憧れは、旅、でした。

地図を見るのが好きで、12歳からはそこに時刻表が加わって、旅の夢想は一番の楽しみ。

よくぞ箱入り息子を、中学一年から念願の旅に送り出してくれたものだと、父母を思い起こしながら考えます。

可愛い子には旅をさせよ、とか、自我の目覚めの為の自己解放の機会とか、後付けではなんとでも言えるでしょうが、

特に母はハラハラドキドキだったことでしょう。

心に描く憧れの風景を求めて、深夜時刻表を開き、地図を読み解く時間。

思考はどこまでも、果てしなく自由で、感性はそれまでの未知を次々に繋げてくれました。

思えば、ひとり旅への飛翔は、自分の知性への革命だったと感じます。

そんな機会を、我が子にもと、願います。

いつかそこに還る場所を求めて旅をする。

この年になっても、そぞろ神に誘われる日々は続きそうです。

正に天職。13冊の読むべき本を抱えての二日間の旅路は、様々な思いを揺り戻す時間でもありました。

広島はまだまだセミの天国。暫しの晩夏を楽しんでいます。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。