2021-8-17
今日の一言 08.17
おはよう。今朝の一言です。
高校生の時の事です。「よじょうとりまるまで」。お兄ちゃん、しじょうからすま(四条烏丸)言うねんで。
その冷たい一言は、京都の奥深さというか歴史の凄まじさを教えてくれました。
不思議なもので、失敗の記憶は心の底辺に澱んでいて、ふとした時に浮かび上がってきて、思わずの苦笑いをもたらしてくれます。
げんきちちょうあん(源吉兆庵)、ひとつぼてん(一壺天)、。数え上げれば一冊の本を書けるほど、酷い失敗は無限に思い出されます。
笑いと共に語れるのは、乗り越えてきた、その実感を強く持てているからです。
初めてのチャレンジや、出会いには失敗など当たり前。まして、頭も悪く、行動も鈍重な長男坊主でしたから、
正解や誉められる事など僥倖そのものです。
努力に勝る天才なし。母のその言葉だけが、灯火でした。
努力とは、失敗を繰り返しても投げ捨てないこと。愚直に、出きるまでトライすること。
ダメな自分を悔しいと思うこと。
物心ついたときから、そう語り続けられました。
その体験は時に辛いものでもありましたが、今になると本当に有難いものですよと、
お盆の設えに語りかけるお盆でした。
失敗への態度こそ、人間性そのものだと改めて感じます。
失敗の向こうにある幸せ。乗り越え乗り越え、しっかり見詰めたいですね。
西日本は、激しい雨の予想。更に緊張感を高め、四万十に向かいます。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2021-8-17 | パーマリンク