おはよう。今朝の一言です。

半月も日本を開けるのは10年ぶりのことで、成田からの車窓の風景に、何時もとは違う美しさを感じました。

実りを待つ田園、晩夏を思わせる雲の彩り、それらが都市、街中と隣接し、一つの現在の風景を作っている。

日本の情緒は、正に自然観と近代の合理性の両立の中にあるのだと、実感しました。

commonという言葉。メタ合理性、つまり真の未来に繋がる合理性とは何か。

百年先、二百年先の理想を叶えるために、この今を造り、その今を楽しむ。

理想主義と言われても、人生をかけるに値する、何かを持った人間でなければ。

そんな意志を持った人々との時間は、本当に魂が揺り動かされるものでした。

それにしてもと、思うのです。

サウサリートでの深夜。見事なお月様がサンフランシスコの街を照らしていました。

時代が変わっても、人間の美しさに感嘆する心は普遍のものです。

月に照らされた静かな風景に、自らの人生を省みる。その心象も普遍のものでしょう。

変わらぬものは、見えないもの。そこに人間の感性が問われる所以がありますね。

さて早くもお盆。心を整え思いを揃えて、迎えたいと思います。

コロナ不安もあり今日の会議も延期。努々警戒を怠らないように。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。