おはよう。今朝の一言です。

先ほどカトマイでのキャンプを終えて、無事にアンカレッジに戻りました。

天候は過酷で、体感温度がマイナスになる風の時間が何度もありましたが、近藤や若者たちが目の覚めるような動きをしてくれて、楽しい日々を過ごすことができました。

初日はテント設営の最中に、風速10メートル近い暴風雨になり、初参加のsmall2は辛かったと思います。

旅は人を成長させる。

間近の熊に動転し、雨のなかでの食事や作業にへとへとになり、夜は社長とジムの地政学や、悠久のモンゴロイドの旅の話に唖然とし。

でも、あっという間にアラスカの原野に慣れ、ジムのアシスタントを努める須藤を見ていると、なるほど成長とは、一瞬の機会なのだと改めて実感しました。

ほのかも、負けじと、指示の先回りをしっかりとしていましたし、高橋はやはり、優しいお兄ちゃんぶりをカトマイでも発揮していました。

私のアラスカの旅も、確かに最終章。

ジムとも、過酷なカトマイ・モーレンクリークのキャンプはあと三年かなと。

思えば30年、真の友と言える人間を極北の地で持てたこと。

その財産こそ私の宝だと心に染みた三年ぶりのアラスカでしたよ。

ここからの、新しい旅の序章も、ジムと約束することかできました。

人生の変わり目は、何時も佐藤が作ってくれた。そんな言葉こそ、人生の羅針盤です。

そして心から頼ることのできる、スーパーフォロワーに近藤が育ってくれた旅でもありました。

この姿が、在るべきスーパーフォロワーだと、何度も思えるシーンがあって頼もしさは二年前から倍増しました。

感謝しています。

アラスカの旅。強烈なカトマイの風に吹かれ、遠くを駆ける白い狼に心を奪われ、熊たちの姿にこの二年間の思いを語りかける。

とても良い時間を過ごせました。ありがとう！。みんなのお陰です。

明日はサンフランシスコへ。研修チームを出迎えること、楽しみです。

アンカレッジは、快晴。

二時間後、ジムとフェアウエルパーティーをグレイシャー・ブリューワリーで。

しばしの別れです。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。