おはよう。今朝の一言です。

夏の虫、氷を笑う。そんな印象的な諺が、あります。

夏の間に命尽きる虫たちは、冬の氷を信じることができず、笑ってバカにしてしまう。そんな意味です。

人間は自分の経験を、この世界の全てだと錯覚するものです。

もっと広い世界、驚くほど深い世界が私たちの生きる空間には満ちているのに、

これまでの経験を全ての基準にしてしまう。

それは何とも、勿体なく、また詰まらない人生そのものです。

今までの経験で自分の可能性を考え、出来ることを自ら制約してしまう。

本当にそんなびっくりするような若者を沢山見てきました。

自分の可能性は、過去の中にはないのです。常に未来の学びと進化のなかに自分の可能性は存在します。

だからこそ、先人の言葉に耳を澄ませ、先達の経験談に胸を踊らせる。

それは、未知の未来の扉に手をかける事でもあります。

自分のここまでの経験など、取るに足らないものだとの自覚は、学びと素直の一番の基盤になると思います。

誰もが全ての世界を経験できるわけではありません。

だからこそ、文学に学び、歴史を旅し、過去に学ぼうとします。

もっとワクワクする未来を生きたい。どんな時もその思いを大切に、学びを重ねてくださいね。

今日から夏季研修が始まります。まずはリーダー研修から。

我々は何を突破すべきなのか。どう乗り越えるべきなのか。

真摯に学ぶ時間を過ごしたいですね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。