おはよう。今朝の一言です。

東京は梅雨空が続きます。千代田の緑もすっかり萬緑です。

小松島の庭では、柘榴の花が咲いて、夏気配が濃密になってきました。

甲子園も夏休みの歓声も海水浴も、そしてアラスカもない夏。蝉時雨が事の外心に響く夏になるのでしょう。

今日は75年目の沖縄慰霊の日。平和の意味を深く考える為には、その成り立ちを考える必要があります。

大きな犠牲の上に築かれてきた平和だからこそ、守る意味がある。

知覧セミナーを始めたきっかけは、私たちが何を託されたのかを、心に刻みたいとの思いからでした。

歴史に学び、どんな思いの果てを私たちは生かされているのかを知る。

何を学び何を継承し、何を恩送りしていくのか。国際社会で活躍できる人財とは、歴史観の芯を持ち、

自分なりの思索のプロセスを持つ人間なのだと様々な場面で教えられました。

アジア戦略における沖縄の地政学的価値は、日本を目指すペリー提督が強く認識し、

アメリカの国策として、虎視眈々狙い続けた島々でした。

様々な沖縄の苦難は、歴史と地政学の狭間で起きてきました。

歴史の織り成す物語に、時に思いを馳せる。それは今を生きる私たちの責任でもありますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。