おはよう。今朝の一言です。

日本とは何か。日本人はどのように育まれてきたのか。

経営とは人間を有機的に結びつける生業だとすれば、その原点を思考の中心点に置く必要がある。

この仕事に就いてから、考え続けているテーマです。

確かに日本人は世界標準から観れば、特殊な存在だと感じることもあります。

それは日本人の成り立ちを考えると特殊なのではなく、考えられないほど多層、多様であって、

その多面性が悠久な民族の歴史のなかで、一つに溶け合い、独自な個性を生み出しているからだと、思います。

日本の文化には、ユニティがある。そんな声も多く目にします。

海外から日本を訪ねる人々が感じる愛着や、懐かしさ、その対立軸の違和感の根っ子に、

人間の本性を体感するからでしょう。

日本的経営がベストである。様々な学びの中で強く確信することです。

それは日本人の精神の中に、人間とは、という問いかけが常に存在しているからだと感じます。

利益の前に、人間として。その自問の質が問われる時代、私たちの成り立ちを深く思索する時間がとても大切になる。

昨日の歴研で再確認したことです。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。