おはよう。今朝の一言です。

明け方、四時過ぎになると、朝告げ鳥があちらこちらで鳴き始めます。

この声はあの子、あれあの声はこの子。様々な顔を思い描いて、目はさめざめと覚めていきます。

今の季節の楽しみ。心が仄かに温かくなる瞬間でもあります。

アラスカには、もう32年いき続けて。私の人生のルーティンであり、生涯作品でもありました。

今年は、断念せざるを得ない事態です。なんとか、手はないかと、推移を見守ってきましたが、

残念な結果になりました。これも人生ですね。

気持ちを持ち直し、臥薪嘗胆、来年の再開を楽しみにしたいと思います。

アラスカの旅は、皆の想像を遥かに超えた大冒険です。そして壮大な心の旅でもあります。

何より、親友ジム・ハミルトンとの積み上げてきた愛しい記憶。きっと32年ぶりのアラスカのない夏に

戸惑う事でしょう。人生は意図せぬ事態の積み重ねの上に存在します。

ぐっと唇を噛み締めながら、熊たちの顔を思い起こすことにします。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。