2020-6-10
今日の一言 06.10
おはよう。今朝の一言です。
俵屋栄の間はお気に入りの部屋の一つです。小庭に古い岩をくり貫いた蹲があって、
水が涼しげに滴り落ちる風情を時に惚れ惚れと、眺めています。
昨日の朝の事。鶺鴒が蹲にすっと降りてきて、その嘴で水を掬い、たちまち空へと。
すると水紋が同心円に広がり、幾重にも重なっては、見事な紋様を描きました。
今の時代、なかなか終息には至らない時勢への小さな恐怖心が、町の角角に宿ります。
こんな時は、善き事も悪しき事も、細波のように世に伝播しやすいもの。
やがてその細波は、結果を引き連れて我が身へと戻る。
言葉も行動も、非常時に身を置いている意識を失わずに、雄々しく、繊細に発しなければと、
鶺鴒の伝言を心に仕舞いました。何かを発信する立場にある私たちは、公の存在である。
常に、この社長メールにもその意識で臨んでいます。日々、言葉の時代だなと思わされます。
今日は久しぶりの素心塾。心が駆け出しそうな、そんな朝です。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2020-6-10 | パーマリンク