おはよう。今朝の一言です。

所沢で仕事を終えてから、少しルートを変えて西武新宿線で、高田馬場に向かいました。

学生時代、五年間西武新宿線沿線に住んでいて、鷺宮、都立家政前、新井薬師前と

懐かしい駅名を通過する度に、胸が痛くなるような感情が沸き上がってきます。

風景も、駅の雰囲気もすっかり変わっているものの、歩いた小道や、眺めた梅の木、

足を運んだ神社など、記憶の破片が車窓に流れていくと、小さな破片がたちまち集まって、

幾多の思い出が蘇ってきました。

43年前に下宿をしていたお宅は、11時門限。門限を過ぎるとしっかり門には閂が下ろされ

うろうろしたものです。そして翌朝は、小一時間はお説教をされ、学生の本分を説き聞かされたものでした。

どれほど多くの方々との関わりの中で、自分の人格が積み上げられてきたのか。

そんな事に思いを馳せる小さな旅は、特別な時間でした。

高田馬場からは早稲田通りを走り、早稲田大学西門を遠目に眺め丸の内へ。

次第に現在地点へと時計の針は進み、霧の山中から村里に降りてきた、そんな感覚を味わいました。

さて弥生も五日を過ぎました。第13期の終わりまで25日余り。

人生を刻むべく、心を籠めて時間を過ごしてください。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。