おはよう。今朝の一言です。

歴研第三回は、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムをテーマに、二時間半近く

一気に語る会になりました。主題は何故日本は望まない大東亜戦争に突入したのか、

その世界史的な洞察です。小学校五年生の頃からのボンヤリとした疑問。

それは、世界初の共産主義国家ソ連が、何故世界のメインプレーヤーとして、

一気に東ヨーロッパで拡大したのか？。そこから、日本史に還元していく発想で、語る事にしました。

そして、ソ連共産主義が、大東亜戦争への導火線を様々な策謀の中で作ろうとするプロセスを

探求したのですが、多くの謎が解けていきました。

50年来の心の奥底に在る疑問を、一つ一つ紐解いていく時間。さまざまな資料を読み込んで、

頭の中に物語を構築していく時間は、スリリングでもあり、時に唖然としたり。

歴史は人間の物語であって、一つの歴史の謎を推察することは、心の闇を覗き見る作業なのだと

改めて思います。歴研は本当に圧倒的な出席率です。

毎回、お客様のワクワクした顔に迎えられ、会場の高揚感に導かれる様に話を始めます。

楽しく、それでいて毎回新たな発見に満ち溢れた時間を過ごせること、人生のご褒美だなと、

感じます。有り難い事ですね。

二月も残り二日ばかりです。後悔のない、如月にするべく、今日もガンガン学びましょう。