2022-2-16
今日の一言 02.16
おはよう。今朝の一言です。
45年ぶりに、『ソクラテスの弁明』を一気に読み終えて、こんなにも読後感が違うものかと、呆然としました。
もちろん青春期の感性と、老年期の感性には大きな隔たりがあって当然ですが、
言葉の奥底に潜む真意へのそれなりの気づきは、この年だからこそかと、思えます。
それにつけても、読書の醍醐味は、そんな点にあるのかもしれません。
一冊の書籍につまっている言葉も、文字も変わることはない。しかし人間は、年と共に幾ばくか成長するもの。
感じ方も学びも気づきも、大きく変わっていくのでしょう。
読み落としも、読む力の足りなさも、誤読もあって、真に理解している本などないのかもしれませんね。
そう考えると、書棚に並んでいる幾多の本たちに、たち戻る時が、大切なのだと、改めて教えられました。
愛読書、座右の書。確かに何度となく手に取る本はありますが、分かった気になって積み重なっている本たちにも手を伸ばす。
きっとそこには、新たな感動や学びが待っているのだと思います。
ページを開いた、その瞬間、おかえり!、そう言ってくれる一冊に再会する時間。
心から楽しみにしたいと思います。
では、今日も一日ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2022-2-16 | パーマリンク