おはよう。今朝の一言です。

トンガの大噴火とそれに伴う世界を駆け巡った津波。

百年単位で、初体験の出来事には知的好奇心を揺さぶられます。

19世紀末に起こった噴火津波の事例では、世界での観測データはないはずで、未来に残すべき初の知見ということになります。

今までに体験したことがない出来事、そんな言葉を災害の度に耳にしますが、

その多くは自分が生きてきたなかでという意味であって、歴史を紐解けば、真の未知ではないことに、気づくものです。

歴史に学べば、未知の出来事への心構えもできるものだと、東日本大震災の時にも深く教えられました。

どれだけの時間軸を、自分の知見の基盤に置くことができるか。

それは人間の奥行きを作ることでもありますね。

20キロまで吹き上がった噴煙がどれだけ今年の天候に影響を与えるか。

一つの歴史的出来事は、次の新たな事態を生み出すもの。心に置かなければと思います。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。