おはよう。今朝の一言です。
紙に手で書く。
人間の脳を最も活性化するプロセスだと思います。

手は、どんな創意も忽ち図にすることができますし、矢印に美しくカーブを施すことも瞬時です。
パソコンの画面とにらめっこしている時間の内に、様々な図表やフロー図をいくつも思いつくままに、描けるはずです。

機械と人間の手とどちらが優れているのか。

仙太郎の元社長田中護さんと、そんな問答をしたことがありました。

饅頭に小さな窪み「えくぼ」をつけたい。
それを機械でと考えれば装置の修正に数日かかりコストも大きく発生する。
人間であれば親指で一瞬の間に付けることができる。器用さの次元が違う。
では、機械の効能とは何か。そんな問答でした。

特に思考には、瞬間の閃きというものがあって、その刹那を逃すとその閃きは、永遠の闇に消えていきます。
手の効用、パソコンの効用。どれだけ使い分けができているかが、人間の真の自由ですね。

昨日の会議で白板に図表を書きましたが、あの図表の展開をパソコンで作るには何分かかるか…。
きっとキーボードを叩いている内に、銀河の彼方に論点は滅していくのでは…。
もちろんデジタル音痴の戯言なのかもしれませんが、時に人間の本性を試すことも大切ですよ。

加賀は雨模様。四万十はきっと大雨でしょう。
交通状況に注意が必要ですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。