おはよう。今朝の一言です。
この作者は本当に魅力的な文章を書くな！、と思う随筆家が三人いました。

星野道夫さん向田邦子さん、そして広田尚敬さんです。

中学生の時に、蒸気機関車の本を買ってから、とことん蒸気機関車にのめり込んでいった事は以前話しましたね。

社長の事ですから、そこからどれだけ様々な書籍や写真集を集めては撮影行を計画したか、分かるでしょう。

その頃一番影響を受けたのは、鉄道写真家「広田尚敬」さんでした。

広田さんが出していた「蒸気機関車の旅」は正にバイブルそのもの、叙情的な文章、ロマン溢れる写真の数々。

ボロボロになるまであちらこちらに持ち出し、飽きることなく読み込んだものでした。

広田さんの書籍を探しにどれだけ書店を回ったか、計り知れません。

広田尚敬さんは今年90歳、これまでの集大成として「鉄道写真」と名付けた写真集を出版しました。

その報せを目にした瞬間に、丸善に予約をしたのです。

三日前、手にしたその写真集。

ワクワク開いたその写真を見ながらいつの間にか涙が零れてきました。

そうそうこの写真、あっあの時この写真に興奮したなと心は中学生の頃に飛んで行って。

思春期の心を耕してくれたその人と出会えた事に、心から感謝しました。
人生は心楽しいものです。
では、今日も一日ガンガン学びましょう！。