2023-4-11
今日の一言 4.11
おはよう。今朝の一言です。
時代を越えて、私たちに声を届けてくれる存在があります。その言葉は時空を超え、
その時々の人々の思いをこの今に運んできてくれるものです。贔屓の宿のお気に入りの部屋の庭に、
新しい灯籠が入っていました。小ぶりながら、巌とした存在感があって、何かを語りかけてくる。
対峙していると、圧倒されるのです。聞けば、安土桃山の頃の作とのこと。
かつて置かれていた場所を考えれば、秀吉も、家康も、光秀、勝家、秀頼、
そして淀殿も目に止めていた灯籠です。幾多の心に愛でられ、その時々の思索に、言葉なく応えてきた存在。
様々な凝縮された思念が、波動として心に働きかけるのでしょう。
時を超えてくる、遥か古の声に耳を澄ませていると、無常こそ常と腑に落ちてくるものがあります。
人間は、時を超え、空間を超え、移り行くものと言葉を交わす本性を授けられています。
その交歓の中に、原理原則の有り様を教えられる。散り逝く桜との会話もまた然り。
逝く春や鳥啼き魚の目は泪。そんな、日本人の心情は愛おしいものだと、心から思います。
今日は京都での佐藤塾。都おどりの観賞からスタートです。心して臨みたいと思います。
では、今日も一日ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2023-4-11 | パーマリンク