2022-11-16
今日の一言 11.16
おはよう。今朝の一言です。
時代は英雄を求める。英雄とは、命に換えて公の人足らんと実践できる人を指します。
幕末から維新にかけて、幾多の英雄が生まれ、死んで行きました。
司馬遼太郎作品の中で、「花神」は日本人論を極めた最高傑作だと思います。
村田蔵六という百姓階級で医者でもある僻村の一人物が時代を回天させていくプロセス。
そこには、世界史の奇跡と言っても良い、日本人の素養をとことん学ぶ事ができる、
大切な言葉に溢れています。
公ということ、そして全体善への希求を求め続けた侍のエッセンスが、濃密に感じられるのです。
私たちに、その後継としての覚悟はあるのか。そんな過去からの問いかけを、痛いほど感じます。
大東亜戦争に繋がる、前時代的な発想には意味がないと、戦後日本人は、
せっせせっせと日本人の根幹を自ら捨ててこの今に至ります。
混沌と、失望の現代の病。夜噺では、その本質を語ることができればと思っています。
伝統を知るからこそ永遠の意味が理解できる。
改めて自分自身実感した、この数日間でした。学びは、気づきの大元ですね。
11月も既に半分が過ぎました。大晦日まで残り一月半。
自らの役割と尊さを実感する。そんな日々にしてくださいね。よろしくお願いしますよ!。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2022-11-16 | パーマリンク