おはよう。今朝の一言です。

長期的目標へ向けて、短期的自制を旨とする。武士階級の登場は、その思考を日本にもたらしました。

全体善と公への貢献こそが武士の嗜みであって、私を自制することと同義であったと思います。

個の命は儚くとも、社会は永遠に存続する。

そこに、自分の名誉もかけることこそが、武士のエートス。

今日の哲学研究会は武士の家訓がテーマです。

つまり、武士の名誉とは何を基底にしたのかを哲学する会でもあります。

日々の営みに、思いやりと他者への人格の尊重を徹底することが武士道の起源であったと教えられます。

様々な家訓を読み込むなかで、本当に日本人は、安定定住社会の継続性に心を育まれたのだとも再確認しています。

家、名、そのための自律と自制。

人財化セミナーで、名をこそ惜しめ等と言っても、こりゃ時代錯誤と思いつつ言葉にするのは、そこに日本人の本性が脈々と受け継がれているからです。

今日の２時間。日本人の思想の変遷を、武士のエートスをベースに語りたいと思っています。

昨日は研修から二日目。心の緊張は継続できていましたか？。

継続こそ変化を生むエネルギー。よろしくお願いしますね。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。