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2022-4-19

<恋文セミナー2022佐藤芳直インタビュー>Vol.1「国体」について今、考える意義とは?

 

\未来への恋文セミナー2022/スペシャルゲストの竹田恒泰先生にお話しいただくテーマは、

「国体の本義―私たちが未来に手渡さなければならない尊さとは」。

この“国体”について何故、今見つめ直す必要があるのか?!佐藤が徹底解説します!

 

 

Sato’s Answer>>

まず国体とは何かというと、その国の中心的価値のことを指します。元々日本の国体は天皇制にベースがあり非常に明確な国体を持っていましたが、1945年ポツダム宣言を受諾した後、中心的価値がどこにあるのかということは非常に曖昧になってここまできていると思います。

 

その中で国民主権や主権在民と言いながら、私達一人ひとりが主権というものを意識して暮らしているか、あるいは主権とは何かという概念があるかというと難しいものがありますし、そもそも国体とは何かということを考える機会も少ないと思います。

 

しかし今起きているウクライナ問題を見ると分かるように、何故命と何かを引き換えにするような行動をウクライナの人たちが取っているかと言えば、たった一つ、独立を守るという一点の為です。

 

 

その一点の為にウクライナの人たちは命がけで戦っている。ゼレンスキー大統領も、その事だけを一番大事な価値に置いています。ではその独立が何かということを問われても、私たち日本人は中々イメージが出来ないと思います。というのも、過去GHQに占領されたことこそありましたが、世界史的に見れば非常にゆるやかな占領政策で、自由をとことん拘束され日本の国の形が根本から変えられるということはありませんでした。昭和天皇もそのまま在位されました。

 

しかし、本来的には国が独立していて初めて私たちの暮らしが成り立ちます。独立というのは、日本語で話し、日本の国旗を揚げ、日本の教育を受ける。分かりやすく言うとそういう事です。独立を侵害されるということはウクライナの人たちからすると、ロシア語で話さなければならない、ウクライナの国旗を揚げることが出来ない、ロシアの教育を受けなければならないということです。

 

これに対して熱烈にあれだけの戦いを続けていますが、それは何故かということを考えれば、やはり「恩送り」、今の私たちの国をより良くして次の時代に渡していくという責任が、どの民族にもあるからだと思います。その事に対して、私たちは同時進行的にその現実を見せられているわけです。

 

 

日本は島国ですが、隣国はロシア、中華人民共和国、そして北朝鮮もあります。そういうことを考えた時に、憲法改正の問題や日本の国の舵をどう取るかということもあると思いますが、一番大事なことは、日本という国が何を大事にしてここまでこの国の形を作ってきたかを考えることです。経営者・あるいは学校の先生というお立場の方が考えるべきことはそこで、私たち日本人にとって大事な価値とは何か。その事をお聴き頂きたいということで竹田先生をお招きし、ならびに国体というテーマにしました。

 

日本は元々、歳時記つまり祭りごとを中心とした国の形を作ってきました。ですから、日本の国は大変多くの祭があります。花見ですとか、あるいは春分・秋分・お盆…一年の過ごし方の節目が全てお祭りごとなんですね。そのことも踏まえながら、では日本人一人ひとり、経営者の方や社員一人ひとりがどんな価値観をもって生きているのか。その揺るがない軸を学ぶということが、今回国体について学ぶということだと考えています。

 

佐藤芳直

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