2022-4-12
今日の一言 04.12
おはよう。今朝の一言です。
春宵に感じる懐かしさの正体は、明日の芽吹きに対するワクワクなのでしょう。
冬至から春分、そして夏至へ。季節は正に盛るが如く巡っていきます。
その躍動が、命のエネルギーと連鎖して沸き上がる、その人間の根源への懐かしさなのだと感じるのです。
人生百年時代と言われますが、それでも春は百回ばかり。
その名残惜しさも、懐かしさを生み出すのかもしれません。
勅撰和歌集を手に取りなさい、との昨日の社長メールに多くの面々が反応してくれました。
日本人は、短歌に俳句、連歌に狂歌と、言葉を定型に合わせて自在に操る知的生活を、千年以上続けてきました。
その言葉に対する縦横無尽の遊び心が、後の浮世絵に描かれた世界観への共通した解釈を生み出したのだとも、考えられます。
歌心こそが日本人の教養、その根幹だと言えます。
春の野に、桜の下に歌集を持ち出すことも、知的生活の方法。
言葉を磨くとは、心を磨くことでもあります。チャレンジしてみてくださいね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2022-4-12 | パーマリンク