2022-4-11
今日の一言 04.11
おはよう。今朝の一言です。
春の宵は艶やかで、いつまでも残る宵の気配に無性に懐かしさを感じます。
小松島の桜も昨日開花。春爛漫!、心浮き立つ、正にその言葉を実感する日々です。
日本の世界的な文化財の一つが万葉集に始まる勅撰和歌集です。
特に古今、新古今には千年前の日本人の心情、情緒が溢れていて、私たちに受け継がれているロマンの源を知ることができます。
勅撰和歌集の章だては、人別ではなく、季節。
私たちの祖先にとって、官職や身分、歌の才覚よりも、季節にこそ歌心の魂があると認識していた証しでもあります。
人間は季節の巡りの中、自然の律動によって生かされている。
そして春のエネルギーは、私たちの命の更なる芽吹きを生み出すもの。
何よりも、アクティブな情動を駆り立ててくれますね。
春、時に和歌集を手に取り、好きな一首を見つけることも、私たちの受け継いできた楽しみです。
チャレンジしてくださいね。
では、今日も一日、ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2022-4-11 | パーマリンク