おはよう。今朝の一言です。

四季の変化に溢れ、天変地異の危機を日常のものとして実感していた私たちの祖先は、

観察する能力に著しく長けていたと思います。

観察力を備えたDNAだけが、生き延びたと言っても良いでしょう。

風の匂いに嵐の予兆を確信し、空の色の変化に季節の移ろいを予見する能力。

茂みのちょっとした揺らぎに、猛々しい獣が潜んでいる気配を感じとる警戒心。

それは、生きる上での基本機能だったに違いありません。

価値観の異なる集団と戦うことなく、摺合せをし、調和を図る能力も、

多種多様な地域から日の出る国に集った古代においては、命長える能力に他ならなかったと想像します。

調和を図る。正に21世紀の世界において、最大の価値観はそこにあります。

私たちの身近に視点をおいても、地域、企業間、他者との人間関係において、問われる性向だと確信します。

その土台は、私たちに祖先から受け継がれているはずの観察力です。

どんな時も相手本位を中心に置いて、相手の心を洞察する。そこがスタート点です。

私たちの日常において、何よりも重視すべきプラクティスですね。

今日一日、どれだけ目の前の相手に心馳せることができたか。

コンサルティングの基本は、そんな日常の意識で育まれるものです。

常にアンテナを高く上げて、相手の心を想像する。意識高く、進んでください。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。