2021-6-8
今日の一言 06.08
おはよう。今朝の一言です。
この出雲の地にどんな王権が存在したのか。それは古代日本の構造を解き明かす鍵です。
1984年、出雲荒神谷で、350本を越える銅剣が整然と並べられ埋納されている遺跡が、偶然発見されました。
それまで日本中で発掘された銅剣を、遥かに越える、あまりにも大量の銅剣の発見でした。
何故、出雲大社から程近い荒神谷に、これだけ大量の銅剣が粛々と埋められたのか。
戦後とことん神話、何より出雲神話を否定していた考古学会からすれば衝撃の発見です。
つまりこの出雲に高度な文明社会があったこと、その社会でこれだけ大量の銅剣を埋納する何らかの事件があったこと。
それまでの歴史学を根底から覆す、一大発見でした。
改めて、その遺跡を訪ね、詳細に遺跡を調べてみて、それまでの仮説を裏付ける確認が取れました。
出雲の王権に、それまで政に利用したはずの銅剣を埋納させた理由。
そこに、日本建国の謎の本質があると、確信できた1日になりました。
人類は、常に太陽の昇る楽土を目指し旅を続けました。
東へ東へと旅を続けた果てにあった、私たちのこの列島こそ、人類にとって理想の楽土だったのです。
壮大な人類の歴史に思いを馳せる二日間。大きな気づきを得た時間になりました。
最後の一つの疑問のピースをとことん考える時間を過ごしています。とてもワクワクする時間ですよ。
皆も、人生をかける疑問に出会えると良いですね。それは、宝物。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2021-6-8 | パーマリンク