2020-6-9
今日の一言 06.09
おはよう。今朝の一言です。
二ヶ月ぶりの京都は、盛夏の趣。陽炎がたつ都大路には、人影も疎らで、平静さに安らぎすら感じます。
この姿が本来の平安の都。外国人が密集していた姿は、やはり一つのバーチャルの世界だったのでしょう。
どんな時代にもリスクは満ちていて、正に平時はやってくるリスクへの準備の時なのだと、強く思います。
企業永続をコンサルティング理念に掲げた当時、随分と余裕のあるテーマだとか、
悠然たるものだと揶揄されました。永続を前提に意志決定すれば、どんな事も道筋は明確になる。
歴史に学ぶ時、その原理を強く教えられるものです。
何故、栄え続ける千年の都を日本は持てたのか。権力に左右されない絶対的な権威の存在。
その権威への民衆の畏怖と尊敬。相互に思いを馳せ合う、その関係が、物事の安定を生んだのだと思います。
権力は続いても200年少々。権威は二千年。その有り様を、この都は見続けてきたのだと、
街中を歩みつつ考えていました。やはり古都には人を思索へと誘う迷宮のエネルギーがありますね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2020-6-9 | パーマリンク