2019-2-25
今日の一言 02.25
おはよう。今朝の一言です。
今上天皇陛下の在位30年式典。昨日は早朝から皇居の記帳所に、行列ができていました。
残り2ヶ月の平成という時代。天変地異と日本の経済的衰退、一方で科学技術や文化への国際的評価の高まりが
矛盾しながら同時進行した時代でした。愛しい、私たちの時代であり、同時代を生きた面々として
少しの寂しさを感じているのではないでしょうか。
何度か危機的な局面で、マイクの前に立たれ、ご自身の思いで語られる今上天皇の言葉に、
勇気と、未来に繋ぐべき確かな意志を鼓舞されたこともありました。
常に国民に寄り添おうとする陛下のお姿は一貫していて、真のリーダーのあり方を示されていたと
感じています。昨日の、真摯に国民に感謝を述べられ、未来の皇室が各々の覚悟の中で理想を創るようにとの、
お言葉に、感動した日本人は多いでしょう。
昭和天皇は、神聖にして犯すべからずと語られた明治憲法下で即位され、大東亜戦争の惨禍の中に
その存在価値を発揮されました。戦後の、全国巡幸の国民の熱狂的な歓迎ぶりは、映像で観ていると
思いますが、国民にとっての天皇というご存在の意義を、強く教えられます。
今上天皇は、象徴として、新しい天皇像を試行錯誤されながら一つのスタイルを生み出された、
在る意味、ディレクターとして自らを造形された方だと感じています。
新しい時代がどんな風を吹かせることになるのか、楽しみにしつつも、去り行く時代を惜しみながら
春を待ちたいですね。
2月も最終週。いよいよ、今期もラスト1ヶ月少しです。
リーダー始め、約束への着地へ向けて、逆算で日々を過ごしてください。
では、今日も一日ガンガン学びましょう!
投稿者: syworks 日時: 2019-2-25 | パーマリンク