2018-10-17
今日の一言 10.17
おはよう。今朝の一言です。
台湾佐藤塾のオプショナルツアーは、高雄に向かいました。
台湾最大の港湾都市は、日本統治時代の計画に則って、今も整えられています。
アジアを旅するとき、自問するテーマは三つあります。
1、質化する世界の中で、向かっている質のベクトルは何か。
2、分断される血縁社会は、何を志向するのか。
3、グローバル化への向き合方に、ブレーキはあるか。この三点です。
今回の旅の時間、正にその答えをあちらこちらで目にすることができました。
何より、15年前と比べて、格段に美しくなった街の所々。
そして道行く人たちの落ち着きのなかに、台湾の未来へのベクトルを感じることができました。
高台にある旧高雄神社の展望台から、港を眺めているとき、
確かに風の中には母の気配がありました。
その風に吹かれていると、ポンと右肩を叩いて母は風に乗って去っていきました。
きっとこの場に小学生の母は、遠足で来たはずです。
その時、70年後に自分の息子が同じ場所から街並みを観るに違いないと、
感じていたのだと、確信しました。遠い記憶との交差。とても感慨深い一瞬でした。
穏やかな気持ちで、日本に帰ります。秋もまた深まったことと思います。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2018-10-17 | パーマリンク