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2017-10-4

今日の社長の一言 10.04

 
おはよう。赤倉から南魚沼に向かう途上、昨日もナビを使わずに記憶の地図で進むことにしました。
鈴木牧之、『北越雪譜』を手に取ったのは高校3年の時だったでしょうか。
なんといっても、そのタイトルに惹かれました。
鈴木牧之は南魚沼塩沢の人。江戸末期に、雪国、北越わや旅し民俗風習、雪国の暮らしを収集し、
本にまとめました。その中に、平家の落人集落、秋山郷のことが出てきます。
何とも不思議な、そして世の中と隔絶されたその地に魅入られたものでした。
津南の町中を走っていると、秋山郷の標識。そうだここの南だと、頭の地図を再現し、
秋山郷へとハンドルを切りました。ここからは、ちょっとナビの面倒になろうと現在地を見ながら進みます。
それは未だに秘境と言ってよい峡谷沿いの隘路。所々に現れる集落も、夕刻の秋雨に打たれて寂しげに、
しかし凛と佇んでいました。
随分と山奥へと分けいって、そろそろ戻ろうとナビを見ると、車は名もない山の尾根にいるようです。
道の表示などどこにもなく…。こういうときは、来た道をゆっくり戻るに限る…、
と考えてもUターンなどできません。ナビは、川の中を走っている表示に変わり、そのままフリーズ。
それからの一時間は、正に狐に化かされたかのような、難行苦行の山越えでした。
やはり平家の落人伝説には、何かの魔力があると再確認した、時間でした。
何があったのかは、また芋煮の日にでも。
今日は中秋の名月。ゆっくりお月さまを見上げてくださいね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2017-10-4 | パーマリンク



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