2025-8-4
今日の一言 8.4
おはよう。今朝の一言です。
アラスカの風の囁きに耳を澄ませた6日間。
時には激しい叫び、時には眠りを誘うシューベルトの子守唄の様な囁き。
35年間心に刻まれてきた様々な声が、一まとめになって、まるで交響曲のように心に届いて来ました。
奇跡の様な大快晴の日々。
お陰様で、素晴らしい時を過ごすことができました。
毎日、一万歩以上歩く事ができ、合計8回のベアウォッチングに向かえたことは、半月前の足の状況から考えればそれが第一の奇跡です。
正に沢山の方々に支えられて歩いているのだと、心から感謝しながらの日々でした。
今年はサッカイサーモンの回帰数が少なく、熊の出没数も昨年の3割ほど。
とはいえ、一日中視界のどこかにグリーズリーがいる環境は私にとって、心が和む時間でした。
ハードキャンプの経験を振り返ってみれば、よくぞこの旅を30年も続けられたものだと思います。
常に熊の息吹に囲まれた時間、緊張感とワクワクと解放感と激しい行動量と。
人生において、かけがえの無い体験だったと、出会った幾多の熊たち、仲間、そしてもちろんジム・ハミルトンに万感の思いを籠めた日々でした。
旅は何処かに帰る為にある。
そして旅の終わりは新しい旅の始まり。ジムともそんな話を幾度か交わしました。
さて、どんな旅になるのか。ゆっくり考えたいと思います。
明日からはナパの旅の始まり。ナパの友人たちが待っています。
心新たに、次の旅に向かいますね。
交響曲の楽譜を解読しながら。
留守組のみんな、本当にありがとう!。
では、今日も一日、ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2025-8-4 | パーマリンク