2025-7-14
今日の一言 7.12
おはよう。今朝の一言です。
北欧の部屋の窓を開けると、微かに懐かしい香り。
あぁ梔子。記憶を辿る間も無く、一人答えていました。
庭に出てみると、真っ白な花が沢山目にはいってきました。
梔子の香りは、初夏の便り。
甘い、清涼で、少し胸騒ぎを誘うような怪しさもあって、夏を待つ心にぴったりです。
随分と樹高も伸びて、待合に腰かけて白い花を三つ、四つと摘んでいると、サウサリートの常宿「アボブ・タイド」を思い起こしていました。
この季節、バスルームには梔子の花が活けてあって、微かに薫っています。
海風の香り同時に蘇ってきて、なるほど嗅覚は人間の記憶を呼び起こす最大のスイッチなのだと、改めて再認識。
暗闇が今よりも遥かに濃密な時代。
香りだけが愛しき人を見分ける鍵だったのだと思います。
そういえば、一度楽しんだ源氏香は、52種もの香りのきき分け。
随分と苦戦したなぁと。北欧の部屋に戻り、オールドバカラの花入れに寄せ活けにして、暫しそんな事まで考えていました。
昨日は「一流研鉄旅を楽しむ会」。
伊予灘ものがたり号の一車両を借りきっての二時間半の旅は、とても素敵な時間でした。
何より、沿線の住民の方々の見送りの風景。
あちらこちらに手を振る姿が見えて、こちらも大きく振り返す。
絶え間なく、おばあちゃんたちが、子供たちが、バイクで走るお兄さんたちが、そちらこちらの家の窓からも。
人間は鉄ちゃんに生まれてくる。
満面の笑顔の人たちの絆の輪がこんなに大きく広く繋がるのも鉄道の魅力ですね。
さて、SYのコロナ禍、一段落したでしょうか?。
体調管理も大切な仕事の一環。心してくださいね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう!。
投稿者: syworks 日時: 2025-7-14 | パーマリンク