2025-7-4
今日の一言 7.4
おはよう。今朝の一言です。
人間は宿命の下、既与の世界に生まれてきます。
誰一人、この時代のこの場所に、この姿で生まれようと思って生まれて来た人間はいません。
宿命とは、動かせない、受け入れる外はない様々な環境です。
宿命を何処まで深く自覚し、受容して生きるか。
その態度に、運命は微笑む。つまり運命の質が高まるのです。
様々な歴史の学びから教えられることです。
生きている、その年月の中で何もものにすることができず、失敗の連続で、悲運の内に死んでいく者がいます。
しかし宿命を受容し、運命に果敢にチャレンジして、誰かの為に生きる。
その生き様を徹底し悲運の中でも「自分の人生は、これでいいのだ」と、心を定めて旅立った人間の命は、未来へと受け継がれていく。
イエス・キリスト、吉田松陰先生、そして宮沢賢治も、そんな一人に数えられると思います。
神、思想家、芸術家、各々立場は違っても、人生への態度の見事さが、その人生を見守った人々の心に転生していく真実に、昨日も思いが至る時間でした。
生き方、そこにskillはありません。
人各々、与えられた環境も、性格も、資質も違うからです。
ただ、一つ道はあるのだと思っています。
「誰かの為の自分」。
その思いを各々の立場で実践しようとする事。
宮沢賢治の雨ニモ負ケズの、大好きな終句「ソーイウモノニ ワタシハナリタイ」。
その思いこそ。
今日は幹部との古澤屋さんでの研修が始まります。
様々な未来を語れればと願っています。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2025-7-4 | パーマリンク