2024-3-12
今日の一言 3.12
おはよう。今朝の一言です。
京都の街は海外からの観光客で溢れ、国際都市としての猥雑さに染まっています。
30年前の香港やバンコクで感じたような渾然としたエネルギー。
それは、京都の文化の何処かに刻まれている都市の記憶と、反響しているかのようにも、感じられます。
平安京が誕生した国際都市の頃、応仁の乱の混乱、幕末の暴発するエネルギー。
そもそも歴史の中で、この古都には静と動、端正と破壊、伝統と革新の二つの顔が混在し、それが京都の果ての無い魅力になってきたと思います。
正と反、聖と俗。
人間はそんな相対性に惹かれるものですね。
今朝の京都は冷たい冬顔の雨。
冬と春のせめぎあいに心揺れるこの季節の魅力。
春待つ心。人間の本性ですね。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2024-3-12 | パーマリンク