2017-6-13
今日の社長の一言 06.13
おはよう。今朝の一言です。
葡萄は、とことんストレスを与える事で、ミネラル分の高い個性ある凝縮した実を着けます。
密生をし、水を極限まで与えないことで、根が地中深く入り込み、
様々な地層の影響を受けることになります。
わざと、根の中心から遠いところに微量の水を与えたり。
すると、根は必死になって根を横へと伸ばします。
それも、地中の多様性を吸いとらせる意地悪です。
競争と、厳しい環境。確かに強い、味わいのあるワイン造りには、重要な技術ですが、
人財教育にもある程度必要な考え方ではあります。
人間性尊重の教育を前提とすれば、自発的、良知をフルに発揮する環境作りが理想です。
その為には、葡萄自体が自らに厳しい負荷をかけられる素養が不可欠だと最近感じます。
体力的負荷ではなく、精神的な負荷を自らにかけ、突破する。
正に至誠とは、その大きな一つでしょう。
その力はどんな時代にも、自らを助けてくれる力になるものです。
今日から由樹は手術に向けて入院です。
彼も厳しい環境を選択して生まれてきた、大きな魂なのでしょう。
逞しく乗り越えてくれるものと、確信しています。
では、今日も一日ガンガン学びましょう。
投稿者: syworks 日時: 2017-6-13 | パーマリンク