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2024-1-19

今日の一言 1.19

 

おはよう。今朝の一言です。若者は年々良くなっている。
時に小河会長と交わした言葉です。
人財化セミナーでも発信しますが、首を捻る向きもあるようです。

 

自らを高めたい、誰かの役に立ちたい、自分の命をカタチあるものに換えて生きたい。
そんな思いは間違いなく高まっていて、物質主義一辺倒の若者は減ってきていると実感します。

問題があるとすれば、情緒の弱体化という一点だと思います。

気づき、感じる、その感性は鈍っている。
わかるべき当たり前が時に抜け落ちている。
その原因は育まれるべき情緒の鈍感さなのではないかと思うのです。
情緒とは、あぁいいなあ…、可哀想だな、そんな瞬間への気づきです。

 

人間には純粋直観というべきものがあって、それは瞬間的な情の発動でもあります。

街角に小さなチューリップが咲いている。
あっ!、春があった!、嬉しいなぁ、いいなぁ、

そんな瞬間の心の動きです。

 

気づく→認識する→考える。
その気づく、その刹那。胸に湧く感覚。
24時間スイッチオンと発信することがありますが、それはその情緒のスイッチを入れておきなさいという意味です。

 

どうしてもスマホの利用時間が大きい今の時代、見る世界はあのスマホの画面と、興味の世界に限られます。
もっと知の大海が世界には広がっているのに、もったいない、そう感じます。

 

東海道新幹線で大阪に向かったことがある人なら、伊吹山は馴染みの風景。
でもあの山塊に気づかなければその人にとって伊吹山は存在しないのです。
日本武尊の物語も、日本海からの雪雲の凄まじさも知の領域の外です。
神話に情緒を発動する機会も巡ってきません。

 

自ら情緒を育む。
年を重ねていても気づきの能力は高まります。
日本人の優れた情緒が、日本の最大の強みです。
意識したい一点です。

では、今日も一日ガンガン学びましょう。

投稿者: syworks 日時: 2024-1-19 | パーマリンク



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