Book・Latterzine

月刊CDサクセスエール 2017年3月号

【経営者編】

『ミッションからはじめる』

1.経営の失敗は戦術、戦闘では補うことができない。戦略的優位性をつくる。

  戦略とは理念を実現するためのストーリーである。

  不調であったり、他者が気になるという時は、ミッションが見えていない時である。

2.社員との関係性は常に利益的であってはならない。

  同志的な結合、ロマンの共有をすることが最も大切なことである。

  (1)ロマンとは・・・?

    ①ミッション(使命・何を実現し、何を未来に手渡すのか) 

    ②ヴィジョン(具体的にどのような姿で実現するのか)

    ③フィロソフィー(どうしてそのように考えたか~人生観、労働観)

  (2)今の時代、経営にはフィロソフィーが足りない。哲学が弱いとミッションが揺らぐ。

    社員と語り合う時間を多くもとう。 

3.社員を大切にするという制度資本は最も大切であるが、社員と仕事のやり甲斐、

  働き甲斐の共有が必要である。

  そして、一流の人間になるということを、大人たちが率先垂範し、語る。

  慎独・敬意・規律・秩序・・・・・日本人の本質をどんな言葉に置き換えたら伝わるかを考えて、語ろう。

 

【現場編】

『想像力を育む』

1.知性の時代が終わり、知的な情報よりも感性の情報の方が大切な時代に入った。

  (1)これからの時代の人間は3つの仕事に分かれる。

    ①AIに使われる仕事

    ②AIを造る仕事

    ③AIに関係のない仕事

  (2)空想力(想像力)が身に付くと集団行動ができる。

    空想力とは感性のこと。

    人との関わりが増えるということは、すなわち情報量が増えるということである。

  (3)インターネット(FacebookやLINEなど)であっという間に一つの情報を

    多くの人と共有することができるが、言葉の強弱、相手の目の中にある揺らぎ、

    表情を感じることができない。

  (4)人間はリアルな人間関係の中で、感じる力を磨いてきた。

    インターネットはあくまでも仕組みであり、

    それをどう活かすかをしっかりと考えなければならない時代に入った。

2.どんな仕事も人間関係の中にできあがっていくものである。

  (1)物の豊かさより心の豊かさを求める時代。

    全面的個別対応の時代であり、千差万別の心に対応できる「心」をもたなければならない。

  (2)日々の社員とのかかわりの中(言葉、表情)でその稽古をしていかなければならない。

     (3)人間は想像力をもつことによって、感性が育っていく。

    人間に対する想像力は人と関わること、すなわちその体験の中の体感でしか育たない。

        (4)人間と関わることを恐れていると自らの関わる力が落ちてくる。

    自らの関わる力が落ちてくると自らの世界が小さくなる。スマートフォンだけの世界になる。

    インターネットの世界には体温はない。

10,800円(税込)